春をたくす

本日は美術品のビンテージ花器をご紹介します。

チサさんことchisa 代表 小瀧千佐子( @chisa_kotaki )は、20世紀のムラーノガラスのコレクターであり研究家。

なぜ「20世紀の」とつくかというと、ムラーノガラスには《 スティレノヴェチェント 》、つまり20世紀様式と呼ばれる特別な時代があるのです。

簡単に申しますと、閉鎖的だったムラーノ島のいくつかの工房に、外から一流のアーティストたちがやってきてガラスをデザインし、同じく一流のガラス職人と共同制作を行い、今までとは全く違った革新的な作品を数多く発表した時代があったのです。

貴族趣味のデコラティブなデザインから洗練された曲線美へと進化を遂げたムラーノガラスは、現代の日本の暮らしの中に、どのように溶け込むのでしょうか。

◆chisa vase