chisa

Aiyori idete[kabuki/16.5×16.5]

¥20,000

藍より出でて    [歌舞伎/16.5cm×16.5cm] 

不思議な和洋折衷を織り成すchisaオリジナルの正角皿です。

歌舞伎の演目で歌舞伎十八番の一つ「暫」の衣装で印象的なのがこの三枡模様。歌舞伎役者初代市川団十郎が「稲妻文」から考案したもので、その後一門の定紋としたそうです。

その模様をchisa代表 小瀧千佐子がガラスで表現するため、ガラスと技法を理解した上で、フュージング技法に秀でた マエストロ・マウリッツィオにオーダーしました。木のテーブルに載せれば、色ガラスがより深みのある色に、白いテーブルでは鮮やかに発色することもガラス皿ならではの魅力です。

ひとつひとつ、様々な長さにカットしてあるガラス棒(カンナ)にもマエストロの高い技術が垣間見えます。手づくりではありますが、フュージング技法を使用することで1つ1つの個性が強くなく、安心してお渡しできますし、「枡」は、「増す」に語呂が合い、縁起がよいとされているのでプレゼントにもお勧めです。


フュージング技法

フュージング技法は「カンナ」と呼ばれるガラス棒やガラス板をカットし、組み合わせ、 低い温度の電気窯で数回にわたって焼いて完成する大変に手間と時間のかかる技法です。
多種多様な色の「カンナ」を巧みに組み合わせ、色鮮やかな作品が完成します。 「吹きガラス」に比べて個体差が少ないことも特徴といえるでしょう。

マウリツィオ・アルフィエール(Maurizio Alfier)

1962年生まれ。
大学卒業後、舞台装飾、仮面製作にたずさわり、粘土を用いて原型を作ることを学ぶ。
1988年、ヴェネチアンガラスと出合い、ムラーノのガラス工房で研鑽を積み、《フュージング技法(色ガラスパーツを並べて電気釜により融合させる) 》に自らの表現方法を見い出す。
ニューヨークのコーニング美術館を始め、ヨーロッパ各国で個展を開催。
豊かな色彩と研ぎ澄まされた感性が好評を博した。

アルフィエール工房

2006年、ガラス職人の家に生まれたマヌエラと、彼女の家に婿入りしたアーティスト、マウリツィオが立ち上げた工房。
マウリツィオ・アルフィエールは、かつて舞台装飾、仮面製作にたずさわった過去を持ち、優れた色彩感覚と立体感覚を持ち合わせています。 彼の感性で新解釈されたムラーノガラスは、斬新ながら優しさをまとい、私たちの暮らしに優しく溶け込みます。
現在も、技術の進歩に絶え間ない力を注ぎ、大ぶりなオブジェからテーブルウェアまで、幅広い作品を発表し続けるアーティストです。

すべての商品は、北参道 chisa にて実際にご覧いただけます。


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