「柊」は1990年代に小瀧千佐子によってデザインされ、chisaの前身となる「サンマルコ」で発表されました。
当時は、今回ご紹介するこちらの「柊」を制作したジャンパオロ・ラガッジ氏の義理の父であるミニチュア・マエストロの第一人者リビオ・ロッシ氏により制作され、御茶ノ水の「サンマルコ」そして姉妹店となる京王プラザホテル内の「ヴィヴァーチェ」にて販売され人気を博しました。
そして時を越えて、世代を越えて、今回、彼の義理の息子であるラガッジ氏によってchisaでご紹介できることをとてもうれしく思っています。
ヴェネチアで「エルバ」と呼ばれる美しい若草色のガラスをたっぷりと使い、実際の柊と同じように控えめに葉脈をあしらいました。美しい真っ赤な実は、向こうが透けて見える葉の部分とは違って不透明のガラスに。デザインの妙がきいています。手のひらにおさまる小さな作品ですが、ムラーノガラスの歴史と技術が詰まっていると言えるでしょう。
以下は「柊」をセレクトしたチサスタッフより、オススメのポイントをご紹介させていただきます。