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Coppola e Toppo

 

コッポラ・エ・トッポ

Lyda Coppla/リダ・コッポラ

(1915-1986)

イタリア

 

 

イタリア人アーティスト、リダ・コッポラのコスチューム・ジュエリーに於けるスタイルは、父親がトリノ、母親がトリエルテ出身、そして先祖はナポリ人というバックグラウンドに由来しているのかも知れない。彼女の作品は典型的なイタリア素材(例えばヴェニスのガラスビーズ、トーレ・デル・グレコの珊瑚といった)を巧みに用いて作られる。

ヴェニスの美術学校を卒業すると、リダ・コッポラはコスチューム・ジュエリーを学ぶためにミラノへ戻る。リダは何よりもガラス素材を好んで選び、その作品をいきなり完成されたジュエリーのレベルに引き上げた。すなわち伝統的な地方独特の素材を敢えてモダンな、それでいて世俗的なニュアンスの組み合わせに挑戦したのである。1940年代後半、兄であるブルーノ・コッポラとともにコッポラ・エ・トッポ社をスタート。そして1948年、パリでジャック・ファスのためのジュエリー・コレクションを発表し、プロとしてデビューした。続いてバレンシアーガ、ディオール、スキャパレッリ、ニナ・リッチ、ピエール・バルマン向けのコレクションでも成功を収め、その名前を不動のものとする。

 

 

ヴェニスのネックレスに基本的技法を見出したリダは、自らビーズに糸を通した。彼女の作品は量感があり、優美なドレープの広がりがある。一見して見分けがつかない程の連続したグラデーションを好み、それは首にかけた時に初めて気付くというまさに計算されつくした芸術作品と言えよう。

 

1960年代の作品は覆い被さるような大きなボリュームが特徴で、それらはまるで織物のような印象を与えるジュエリーである。コッポラ・エ・トッポ社はリダの死から数年の後、1986年に操業を停止した。


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