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出展作品紹介 Line Vautrin 01

撮影:福森崇広

ネックレス"ドラゴン"
リーン・ヴォートラン (デザイン/制作)
1945年頃
フランス
金色ブロンズ
全長49.0cm
LINE VAUTRIN(サイン)

 

  • Line Vautrin

幼少期から夢想に浸り、木製のボールに自身の世界観を彫刻するなど身近な物で創作を楽しんでいたリーン・ヴォートラン(1913ー1997)。

代々続く金属鋳造職人の家に生まれた彼女は早々に鋳造技術も取得し、簡単なブレスレットなどからごく自然にコスチュームジュエリー制作を始めていた。

1934年にスキャパレッリの店で働くも数日で退職。38年にはボタンを中心に販売する小さな店を開き成功をおさめ、43年にサントノレ通りに大きな店を開いた。

古代文明や詩、聖書、そして自らの独創的なインスピレーションに忠実に作られたコスチュームジュエリーは、メタルだけでなく「タローセル」というセルロースとレジンを掛け合わせた独自の素材を用いるなど素材にもこだわっている。

一点ずつ手作りされた作品は非常に数が少なく、ユニークで類を見ない作風からアートピースの域に達すると評され、その価値は高まるばかりである。

 

私はどんな素材も自分自身で作ることが好きだった。
とりわけ、私が愛したのは、架空の話を作り上げ、そこから連想される有形のオブジェを創作して、
息を吹きこむことだった。

―リーン・ヴォートラン

 

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