出展作品紹介 Yves Saint-Laurent 01

撮影:福森崇広

ブローチ兼ペンダント
イヴ・サンローラン(デザイン)
ロベール・ゴッサンス(制作)
1980年代
フランス
ロッククリスタル、シェル、コーラル、
アメジスト、ジェイド、メタル
11.0cmx10.0cm
GOOSSENSParis(サイン)

  • Yves Saint-Laurent

イヴ・サンローラン(1936-2008)は、17歳でファッションデザイナー養成学校に入学し、すぐに頭角を現す。

1955年ディオールに就職するが、2年後にクリスチャン・ディオールが急逝。21歳の若さで主任デザイナーとなり「トラペラーズライン」などが好評でディオールの窮地を救った。

62年に自身のメゾンを創設。66年にはプレタポルテラインとブティックを開設し、若い世代の感性に合わせた等身大の「モンドリアン・ルック」、「サファリ・ルック」など革新的デザインを発表する。

コスチュームジュエリーは木材、珊瑚、貝殻、革など天然資材やロッククリスタルなどを大胆に多用。

奇抜ながら華麗さと優雅さを併せ持ち、シンプルなスタイルを程よく崩す役割を果たした。

 

≫ 展覧会図録のご購入はこちら

≫ 展覧会特設サイトはこちら