11月18日(金)から12月25日(日)まで、2018年に惜しまれつつ閉鎖したムラーノ島のガラス工房「サリール」の展覧会を北参道chisaにて開催いたします。
S.A.L.I.R
サリール工房
1923年に設立されたヴェネチア・ムラーノ島のガラス工房。
溶けたガラス種を熱いうちに巻き取り、息を吹き入れ成型する、いわゆるホットワーク技法を世界に誇るムラーノ島にあって、北欧よりグラヴィール技法を取り入れ、冷え固まったガラス器の表面に彫刻を施す、いわゆるコールドワーク製法を極めた唯一無二の工房である
さらにデザイン界の巨匠ジオ・ポンティ、エットレ・ソットサスなど名だたるアーティストが参画。これまで貴族をターゲットにデザインされてきたムラーノガラスのモダニズム変革に大きく貢献し、ヴェネチア・ビエンナーレをはじめ、世界でセンセーションを巻き起こした。
Infomation
展覧会概要
サリール工房のクライアントとして40年ほど関係を築いてきた20世紀ムラーノガラス研究家 小瀧千佐子が、アートを暮らしの中に取り入れて欲しい、という願いを込めて作品を厳選し本展を監修。工房の尊い歴史とともに紹介する。(展示作品は一部を除いて購入が可能。)
※展覧会スタートの18日(金)から、当ウェブサイトでも一部作品の販売がスタートいたします。ご来場が難しいお客様はぜひ、ご覧ください。
▲一部出展作品は上記より閲覧、購入が可能です。
さよなら、サリール
イタリアデザインの革命を支えた小さなガラス工房
Arrivederci Salir Collezione
期 間:2022年11月18日(金) - 12月25日(日) ※毎週月・火・水曜休み
会 場:chisa
特別企画:11月20日(日)18時より本展監修者 小瀧千佐子氏によるギャラリートークをインスタライブにて配信 アカウント : @chisa_tokyo
営業時間:11:00 - 18:00 ※最終日17:00まで
〈chisa(チサ)〉
Address:東京都渋谷区千駄ヶ谷 4-21-2
Tel:03-6455-4546
Fax:03-6455-4547