アドリアーノ・ダラ・ヴァレンティナ
 
1945 年イタリア ヴェネト州、ヴェネチアムラーノ島⽣まれ。
 
10 歳よりガラス制作の修⾏を始め、14年間にわたり伝統技術を習得。
24歳の若さで自らのリネア・ヴァレンティナ ガラス工房をムラーノ島に設立。
数年後にはムラーノ島の偉大なマエストロの一人として名声を得るまでになる。
 
アドリアーノは、ムラーノ島に古くから伝わるムリーネ(モザイク)技法やカンナ(棒ガラス)技法を得意とし、その卓越した⾊彩感覚と造形⼒は世界中から⾼く評価され、ムラーノガラス美術館開館150 周年の記念展⽰や、ヴェネチア⾃然史博物館、箱根ガラスの森美術館ほか、アメリカのギャラリーなど、様々な場所で展⽰され受賞歴も多い。 2019年 没。