Ai Kigoshi
木越 あい
“こんにちは。ガラスの器や板に、絵を彫っておはなしを描いています。”
1964年、東京生まれ。
幼少期からお絵かきや工作が大好きで、美大に進学することを早々に決意。
当時の日本で唯一、ガラスが学べる大学であった多摩美術大学に入学した。
1988年 多摩美術大学 立体デザイン科 クラフト専攻 ガラスコースを卒業し、ガラス制作を続けるため1990年 同大学大学院を修了する。
学部の卒業制作から、板状の多重の被(き)せガラスに、サンドブ
ガラスの表面に色が何層も重なるように自身で宙吹きし、冷まして
1992年国際ガラス展・金沢'92に入選。
1994年世界現代ガラス展 [World Glass Now’ 94] に招待作家として選出され、北海道立近代美術館など
同年にアメリカのピルチャックグラススクールで学び、シアトル、アデレード、ソウル、バイエルンなどでも展覧会やレク
1998年から7年間、東京のガラス専門学校で指導。
2007年には都内にシェア工房を設立し、器と、それ以外の作品の制作もスタート。
全ての作品に「ストーリーがあること」「ガ
2019年からは母校の多摩美術大学の工芸学科で講師を勤め、近年ではガラスを石膏型に鋳込んでつくる「ケダモノ」シリーズや
光と影とガラスが魅せる時間や空間で空想するのが好きだと語り、「おはなし」は、さまざまなテクニックをさすらって、日々深化している。