1962年、現マエストロのアルテミオ・フォルメンテッロはムラーノ島に70年続くガラス職人の家系に生まれる。
父親から手ほどきを受けた後、名門工房でマエストロに師事し、伝統的技法を習得。
1992年、父親が開いた工房へマエストロとして参加。モザイクガラスやレースガラスを用いた新しいテーブルウェアの創作に従事する。伝統を踏まえてモダンで変化に富んだ新しいモザイク文様を次々に創作した。
二人が生み出す斬新で大ぶりなモザイクガラスを用いて作られるガラス器はヴェニスの明るい陽光と風を感じさせる作品である。