フランチェスコとマリオ・バラリンは、子供のころから二人そろってガラスに魅了された兄弟でした。
彼らはまだ少年と呼ばれるほどの年齢から、優れたいくつかのガラス工房で働き、熟練したガラス職人たちのもとでガラス製造の魅力と感性、技術を学びます。
そして、1956年、フランチェスコとマリオは、二人の頭文字をとってF&M Ballarin社を創立しました。
鏡の制作、グラヴィール、そのほか特殊な吹きガラス加工まで、今日では基盤となっている技術を、2人は研究を重ねて開発していきました。
現在はマリオの息子のアンジェロ・バラリンがエレガントでモダンな作品を作成、発表しています。
F&M Ballarin工房のガラスたちは、熱を得て熔けたガラスを自由に泳がせているかのように、ひとつひとつ個性がはっきりと際立ち同じデザインでも、じっくりと見比べてお気に入りを探したくなる特別な作品たちです。