日本で最も人気のあるムラーノガラスの技法のひとつ「ムリーネ(ミルフィオリ)」技法を扱うヴェネチア・ムラーノ島の工房。1982年に創業され、ムラーノ島で一般的な家族経営の小さな工房である。しかし、デザインから焼成、研磨まで、全ての工程を工房にて自らおこなっている。現在は、カルロと妻・フリーダ・パガンが跡を継ぎ、プレートからモダンなペーパーウェイトまで様々なアイテムを制作。大手の工房とは製造方法がことなり、手づくりで一枚一枚大変時間をかけられて作られた作品は、ムリーネ技法の作品の中でも特に優しく、温かみにあふれている。こちらの豆皿は、小瀧千佐子デザインに基づき制作された。