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カボチャの砂糖菓子の鏡
¥1,320,000
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サリール工房の鏡をご紹介いたします。
カボチャと生い茂った葉が実にユニークな鏡。
カボチャの部分はもはや、ひとつのオブジェ作品がついていると言っても過言ではありません。
サリール工房は残念ながらすでに閉鎖してしまった工房ですが、技術の流出を防ぐためにとどうしても閉鎖的なムラーノ島の中にありながら、広く門戸を開き、多くの素晴らしいアーティストのデザインをムラーノガラスの類まれな技術を使って具現化してきた素晴らしい工房です。
フォルナセッティ、リカルド・リカタ、ジオ・ポンティをはじめ、グイド・バルサモ・ステラ、ヴィットリオ・ゼッキンなど、活躍したアーティストは名前をあげたらきりがないほど。
そのため、閉鎖を知った世界中のギャラリーが工房に殺到し、工房に残っていた素晴らしい作品群を買い求めていったそうです。
裏地の木は、湿度によって伸びたり縮んだりすればガラスが割れてしまうので、何年も寝かせ、しっかりと水分を抜き、決して形が変わらないところまで育ててから鏡に装着します。
工房には、裏地の木を乾燥させる部屋もありました。
ここまでユニークで、美しく、日本の家庭にもちょうどよいサイズ感の鏡はそうはないと断言できる作品です。