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【小瀧千佐子デザイン ムラーノガラスの抹茶椀】のご紹介

小瀧千佐子デザイン、ジュリアーノ・バラリン氏制作のムラーノガラスの抹茶椀をご紹介します。
美しい茶入れと香炉台は、木地師であり漆芸家である村瀬治兵衛氏デザイン制作の作品。日本とイタリアの工芸が見事に融合し、ハッとするほど美しい風景が広がります。

抹茶椀の深い青色は、実はラメがかったようにキラキラと不思議に光ります。金色、ルビー色、トパーズ色、どんな色でも発色してしまうムラーノガラスの職人さんは時として錬金術師に例えられます。

茶碗のふちが優しく波打っているのは、ガラスの膨張率の影響でしょう。透明なガラスと青いガラスの膨張率の違いで、自然とこのように波打っているのです。

ムラーノガラスの職人さんは、本当にガラスに優しく、どこか「好きにしていいよ」と語りかけながら作っていらっしゃるように感じる時があります。デザインの通りに無理矢理に形を変えるのではなく、ガラスという素材に寄り添いながら、エスコートするように形を成形してゆきます。

だから熱を得てゆらゆら、とろとろと動く柔らかなガラスの風合いがそのまま作品に表れるのです。

それはどこか、鉛を入れ、型に入れるクリスタルガラスの技法を捨て、吹きガラス技法に専念した彼らの誇りでもあるように感じます。

こちらのお茶碗は、そんなムラーノガラスの何よりの魅力を堪能できる作品と言えるでしょう。