今日ご紹介するシャンデリアは、制作されてから100年以上経過しているアンティークのシャンデリア。
写真でもなかなか伝わりにくいのですが、あまり見ない、不思議な赤色が大変美しいシャンデリアです。
以前にも書きましたが、「ガラスが透明である」という事が尊いとされていた時代があったことを物語るように、透明なことを際立たせるように、装飾のフチの部分などに赤色のガラスがあしらわれています。
このフチに、スーッと同じ太さで、ゆがむことなく色ガラスを施すのが、見た目の何倍も難しいと聞いたことがあります。
七色の花びらを持つ花装飾は、まさに人の手で作り出す芸術ならではの、非現実的な夢のようなデザイン。
こちらも、チサにいらしたら是非じっくりとご覧になってください。