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アートと、うつわと、花入れと。出展作品紹介 vol.2 花器

ムラーノガラスの花器の魅力は書き出せばキリがありませんが、やはりその色合いと、様々な文様表現、そして吹きガラスならではの柔らかな雰囲気があげられるでしょう。自然が作り出した草花に寄り添うような優しさがあり、窓辺に置けば自然の太陽に任せて様々な表情を見せてくれます。

F&M Ballarin

F&M Ballarin for chisa 花器「夜明け前」

F&M Ballarin工房の魅力は配色の素晴らしさと、軽やかさ、そして、触ったら柔らかいのでは?と錯覚してしまうほどの柔らかなフォルム。chisaでは日常遣いの器、花器などをご相談しながらお作りいただいています。暮らしに取り入れると、その美しい色合いに元気をもらい、優しいフォルムに癒され、時間をともにすればするほど愛おしさがますように感じます。とても軽いので水替えもしやすいのもうれしいポイント。大きさもあり、華やかなので、ご贈答品としてもオススメです。

F&M Ballarin for chisa 花器「虹の架け橋」

イタリアらしい美しい配色のガラス棒〈カンネ〉を使用し制作されています。中央部でぎゅっとツイストするという高度なテクニッ用いながら、その技術を見せつけるような、誇るような雰囲気が全くなく、実に自然で優しい風合いなことが、ムラーノガラスらしいと私は思います。
本体の比重も非常に軽いので水替えも楽ですし、なにもいけずに、そのまま陽の当たる窓辺に飾れば、キラキラと輝き色とりどりの影が落ちることでしょう。

Message

In the next lines we would like to express our greatest congratulations to Mrs. Chisako Kotaki for her 40 years of activity and for her great commitment to making the splendid art of Murano glass known in Japan. Thanks to the collaborations of all these years together we can say that the bond that has been created between our company and Mrs. Chisako not only includes a feeling of great esteem towards her, but also a strong admiration for her passion and elegance. In fact, it is a great pleasure for us to be able to meet her almost every year on our island to be able to study new projects together which aim to merge the craftsmanship of our company with the creativity and intuition of Mrs. Chisako.

F&M Ballarin

小瀧千佐子さんの40年にわたるご活躍と、ムラーノガラスという素晴らしい芸術を日本に知らしめるための多大なご尽力に対し、心よりお祝いを申し上げます。長年の協力関係により、弊社と千佐子さんとの間に生まれた絆は、尊敬の念だけでなく、彼女の情熱とエレガンスに対する強い憧れを含んでいると言えるでしょう。実際、ほぼ毎年、私たちの島でお会いし、当社の職人技術と千佐子さんの創造性と直感の融合を目指したコラボレーションによる作品作りは、私たちにとって大きな喜びです。

F&M Ballarin

Linea Valentina

Linea Valentina for chisa「青楓」

リネア・ヴァレンティナ工房は、素晴らしい大ぶりなオブジェから、複雑で繊細なムリーネ(モザイク)をもちいたなど、高い技術力でムラーノ島を代表するガラス工房です。こちらの水指、あるいは花器は、先代のアドリアーノ・ダラ・ヴァレンティナ氏の作品。ダイナミックなレースガラスとムラーノガラスらしいはっきりとした色の表現、そしてきっぱりとした形の良さがなんとも素晴らしい作品です。一般的にレースガラスは縦に向かって模様が流れますが、このように縦横、まるで自由自在にレースが流れるデザインは大変に珍しく、高い技術力が伺えます。漆や杉など蓋をのせれば、茶会のお客さまを魅了することでしょう。

Linea Valentina for chisa 花入「花入「瓢 綾織」」

Linea Valentina for chisa
左:花器「海と空と砂浜と」右:花器「郷愁の景色」

Message

Murano 12 aprile 2024

A Chisa

Congratulazioni vivissime per la passione e per la professionalità che ti contraddistinguono e che ti hanno permesso di raggiungere questi risultati. 

Continua cosi!!!

Con tutto il nostro affetto.

チサへ

あなたの情熱と意識の高いプロフェッショナルな仕事ぶりによって、40周年というこのような成果を残すことができたこと、心から祝福します。

その調子でまだまだがんばってください!

愛をこめて。

2024年4月12日ムラーノ島にて

アリアンナ&ステファノ・ダラ・ヴァレンティナ

Campanella

Campanella for chisa
六角一輪挿し「夜空」

「美しい一輪挿しが欲しい。」
スタッフの願いから生まれた小さな花器。
深いブルーの間にキラッと光るのは「アヴェンチュリン」という色ガラス。かつてムラーノ島の職人が、なんとかしてガラスで金を作ろうとして生まれた色ガラスです。
繊細なお花にも、大胆なお花にもマッチして活躍の場が多い一輪挿しを目指して職人さんにお作りいただきました。
ぐるぐるとしたスパイラル文様は、職人さんが息を吹き込みながらガラスをねじることで表現されます。
私のようなズボラさんは、急な御来客時に花瓶のお水が濁っていないかヒヤヒヤした経験が幾度となくございますが、こちらはお水の透明度までは見えませんので、そこも安心。しかし毎日お水替えされる皆さまには関係のないお話しですね!
光は通してくれるので、窓辺に置くとまた時間帯によって実に表情豊かです。多少無理をして3万円弱というお手頃価格にいたしましたので、ギフトにも最適です。

Campanella for chisa
一輪挿し「はなばたけ」Bianco Oro


ほとんどの作品が一点ものです。

作品のお問い合わせは以下コンタクトフォーム、あるいはLINEにてお願い申し上げます。