2024年 銀座4丁目の交差点、銀座のランドマークとして知られる和光本店の地階フロアは大規模に改装されリニューアルオープンしました。

空間デザインのコンセプトは「時の舞台」。

ヨーロッパの建築物やその修復の様子を見ていると、彼らと私たち日本人の時間に対する考え方には大きな違いがあると感じます。

何世代、あるいは何世紀にもわたって建設が続けられる教会。そして、訪れても訪れても囲いが取れない長期にわたる修復作業...。例外はあるものの、木造建築が主で自然災害の多い日本では、ものづくりに対する時間の概念が異なるのかもしれません。

今回は、リニューアルした地階に美しく調和するムラーノガラスを厳選してご紹介いたします。

それは、『この美しい地階フロアの空間に美しくなじむことは、日本で暮らす私たちの日常に美しくとけ込むはずである』という確信からくるセレクションです。

「時」を大きなテーマに掲げてリニューアルされた和光本店 地階には、様々な日本の時間が蓄積した素材が使われています。

日本の職人が生み出した〈舞台〉で、ヴェネチアの作品たちはどのように輝くのでしょうか？

異なる〈時〉を持つ職人技が交差する世界を、どうぞお楽しみください。

そして作品の大半は、１０月のムラーノ島出張にて出会い、海を越えて日本にやってきたばかりの作品たちであることも、ぜひご注目ください。

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和光地階
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