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2022年スタッフ出張日記【OCTOBER 14】③

2022年スタッフ出張日記【OCTOBER 14】③

今日は、フォルチュニ美術館の外観のお写真を。マリアノ・フォルチュニといえば、2019年に三菱一号館美術館にて開催された「マリアノ・フォルチュニ 織りなすデザイン展」でも知られるヴェネチアのアーティスト。同展覧会では、ミュージアムショップにてヴェネチアンビーズのアクセサリーなど出展させていただきました。ヴェネチアに美術館があるのは知っていましたが、いつもムラーノ島との行き来で場所は知らず・・・今回毎日通る通勤路にて「なんて美しい建物だろう」とシャッターを切ったら「Museo Fortuny」と書かれていて驚きでした。絶望的に自由時間はありませんでしたので、勿論行かれませんでした。建物が本当に美しいので、古くて美しい建物がお好きな方は是非、訪れてみてください。今回の出張は、このお写真のようにヴェネチアの光と影を見た気がいたします。― ムラーノガラスの真の美しさを伝えたい ―そんな、オーナーの純粋な思いでスタートしたchisa。私たちにできることは、いったいなんなのか、じっくり考えて、今後のchisaでの活動に生かしたいと思います。

2022年スタッフ出張日記【OCTOBER 14】②

2022年スタッフ出張日記【OCTOBER 14】②

ムラーノ島。この雲の感じ、好きです。お昼も食べずに働いて、気が付いたら午後三時過ぎ。カプチーノとサンドイッチくらいいただこうとヨロヨロしていたら、前方に見慣れた背中発見。2020年に「大好きバラリン」というタイトルで展覧会をさせていただいたバラリン工房の14代目頭首ジュリアーノ・バラリンさんでした。そのまま一緒に少しお茶を。彼はもちろんお昼は済んでいて、エスプレッソと、甘い良い香りの食後酒を召し上がっていました。お会いする予定がなかったので、とてもうれしかったし、偶然に感謝です。とってもお元気そうでした。写真を撮るべきでしたが、疲れすぎて気が回らず・・・反省です!

2022年スタッフ出張日記【OCTOBER 14】

2022年スタッフ出張日記【OCTOBER 14】

これぞヴェネチア!といった風景のお写真を。四葉のクローバーのような・・・梅の家紋のようなこの模様は、サンマルコ広場のドゥカーレ宮殿をはじめ、ヴェネチアのいたるところで見かけますが、十字架を意味しているとかいないとか。これは、私の借りているアパートから、オーナーの借りているアパートに向かう水上バスで撮影しました。毎朝カナルグランデと呼ばれるヴェネチアの都市をS字に走る大運河を、2駅ほど水上バスで移動し、オーナーをアパートまで迎えに行きます。そして少し打ち合わせをしてからムラーノ島に出発です。ヴェネチアの滞在も、あと少し。

2022年スタッフ出張日記【OCTOBER 13】③

2022年スタッフ出張日記【OCTOBER 13】③

ヴェネチアの窓辺。以前はゼラニウムの鉢ばかりだった気がしますが、最近はいろんなお花を楽しむご家庭が増えました。30年ほど前でしょうか?ある台風の日、このように窓辺に飾られていたゼラニウムの鉢植えが風で落下。間一髪、オーナー小瀧のすぐ近くでグシャ!と割れたことがあったそうです。私は当時まだ幼く、少し離れて父とだか、シッターさんとだか歩いていたらしいのですが、やはり少々ショッキングだったようで・・・次の日ムラーノ島に向かおうとする小瀧に、「頭に鉢植えが落ちてきて死ぬから行かないでくれ」と、すっかり晴れたヴェネチアで大泣きしていたそうです。

2022年スタッフ出張日記【OCTOBER 13】②

2022年スタッフ出張日記【OCTOBER 13】②

このライオンさんは「マニン広場」という広場の真ん中に居座っています。オーナーの小瀧千佐子は、いつもこの付近に宿泊することが多いです。個人的なエピソードで恐縮ですが、オーナーの娘である私は、今回私自身の娘にそうしてもらっているように出張に同行していました。ヴェネチアには、滑り台やブランコなどのある公園は見当たらず、子供が遊べる場所といえばとにかく広場と、広場に点在する像や井戸によじ登るくらい。このライオンさんは子供には実にいいサイズで、尻尾は滑り台にピッタリ。よく遊んでもらっていました。そして私が幼い頃はこの広場におもちゃ屋さんがあったのです。それも含めて、大好きな広場でした。

2022年スタッフ出張日記【OCTOBER 13】

2022年スタッフ出張日記【OCTOBER 13】

先日の姫リンゴの投稿に続き、再びムラーノ島へ向かう途中のお花屋さんでの一枚。かわいいサボテンたち。今回の出張で、サボテンのオブジェも発注しました。どうぞお楽しみに・・・!

2022年スタッフ出張日記【OCTOBER 12】

2022年スタッフ出張日記【OCTOBER 12】

滞在中はちょうど「ヴェニス・ガラス・ウィーク」の最中でした。2017年からスタートしたプロジェクトで、毎年9月頃、いくつかの工房が参加し、ムラーノ島の様々な場所で特別なイベントや、特別な展示が行われてます。 この写真は、私たちが鏡の仕入れでお世話になっているAAV バルビーニ工房さんの特別展示。様々なアーティストさんのデザインを表現されていました。伝統的なパーツが実にユニークに、モダンにアップデートされていて、大変楽しめました。 時間がなく、拝見できた展示はこれだけ・・・。残念!ここで豆知識ですが、鏡を発明したのはヴェネチアンのガラス職人。ヨーロッパの王侯貴族たちにとってヴェネチアの鏡はかつて垂涎の的で、立派な同じサイズの油絵よりも鏡のほうが価値が高かったそうです。

2022年スタッフ出張日記【OCTOBER 11】③

2022年スタッフ出張日記【OCTOBER 11】③

毎朝乗る船着き場へ向かう途中には、印象的なお魚屋さんとお花屋さんがあって、そのお花屋さんの店先。ヴェネチアのお花屋さんの家に生まれていたら、ヴェネチアの魚屋さんに生まれていたら・・・いったいどんな人生なのでしょうね。ヴェネチアでのお仕事はなんとか順調。このまま駆け抜けるしかありません。今回は動画用のカメラを持って行ったので、工房では動画を撮影してばかりで写真がなかなか撮れず・・・ガラスと関係のない写真ばかりで恐縮です。