2022年スタッフ出張日記【SEPTEMBER 20】
私の知っているヴェネチアは,公道はほぼ石畳で土はありませんが、お庭や鉢植えでガーデニングを楽しむおうちが多く、お花好きは街歩きで嬉しい発見がたくさんあるかもしれません。ザクロが美しくなっていました。
私の知っているヴェネチアは,公道はほぼ石畳で土はありませんが、お庭や鉢植えでガーデニングを楽しむおうちが多く、お花好きは街歩きで嬉しい発見がたくさんあるかもしれません。ザクロが美しくなっていました。
今回の宿泊先はサンタ・マリア・グロリオーザ・デイ・フラーリ聖堂のすぐ側です。Tizianoの聖母被昇天の絵がある有名な教会だそうです。まだ行かれていませんが、有名な教会なおかげで周りにお店が多く、徒歩30秒程のところにとても美味しいジェラート屋さんと切りピザ屋さんがあります。夜も結構遅くまでやっていて、ちょっと甘いもの食べたいな…となったら買いに行けてしまう…危険です。
ムラーノ島にやってきました。チサのヴェネチア出張は大体、1日に4工房ほどまわります。美しい街ヴェネチアは車がいっさいありません。つまり、タクシーもなし。ムラーノは小さな島とはいえ仕事で4箇所まわる、しかもタクシーなしはなかなかハードですが、慣れれば大丈夫。なるべく行ったり来たりしないようにルートを決めて、アポイントを取っています。写真のレリーフは、もう何度かご紹介しましたが、ムラーノ島にあるもの。真ん中の炎に包まれた山型のものは、ヴェネチアの総督ドージェを表す帽子。右の人が持つ扇型のものは、ビーズを糸に通すための無数の針です。そして左側の人は、ガラスに息を吹き込んでいますね。ムラーノ島に数年前にできた立派なホテルの近くにあります。前は違う名前だったと思いますが、昨日見たら看板がハイアット セントリック ムラーノ ヴェニスとなっていたので、あのハイアットグループが買ったのかもしれません。
こんにちは。チサスタッフの牧内です。3年振りの出張になんとか出発することができました。今回は先に到着しているオーナーのチサさんを追いかけて、2歳の娘と主人と3人での渡航になります。乗り継ぎ先のパリで1泊して、日本からヴェネチアまでの長時間フライトはなんとか乗り切りましたが、まさかの主人のスーツケースがロスト。次の日の朝に宿泊先に届けてくれるとのこと。やれやれです。そして明け方、娘が発熱。現地でガイドのお仕事をしている友人に助けられ、お医者さまに往診に来ていただきました。しかし、お昼寝から起こされ見たこともない大きなお医者さんに問診された娘は取り乱してしまい…優しい先生だったのでPCR検査はやめておきましょう。喉も腫れていないし、おそらく旅の疲れでしょうとのこと。巨大な解熱剤と、巨大な咳止めシロップをもらうにとどまりました。こちらはなんでも日本より大きいですね。おかげさまで私も主人も発熱など症状はなく、元気に過ごしております。自分自身が生後6ヶ月から母であるオーナーにムラーノ島まで連れらて来られていたため、つい娘も大丈夫だろうとタカをくくっておりましたが、やはり小さな子には大きな負担。思い起こせば私だって周りからは「毎年ヨーロッパに行かれるなんて幸せね」と言われ続けていたため、これはいい事なんだと思おうとしていましたが、思い起こせば子供の頃は、心の底では早く帰りたいとばかり思っていた気がいたします。子を持ち、仕事をするということ。それは本当に人それぞれ、色んな形があります。私たちの方法を模索しないといけません。子供は親を選べませんし、私の生き方に付き合ってもらっていて、いつも本当に感謝しています。私は、少し大袈裟ですが、母がムラーノのガラスを日本に紹介することで稼いだお金でここまで歳をとることができました。だから、恩返しなんておこがましいけれど、少しでも多くの方にムラーノガラスの素晴らしさを知っていただきたいのです。なんだか今日はすっかり長くなってしまいましたが、やっと娘の熱も下がってきて、筆を取ることができました。2022.9.18お昼寝している娘の横で。
こんにちは、チサスタッフの牧内です。突然ですが、みなさまクラフトビールはお好きですか?私は地方に行った際、現地のスーパーでマニアックなクラフトビールを探すのをひそかな楽しみとしております。
今日ご紹介するシャンデリアは、制作されてから100年以上経過しているアンティークのシャンデリア。
こんにちは、チサスタッフの牧内です。 東京は春の長雨がしとしと降る日曜日です。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
北参道chisaの高さ2メートルほどの大きなシャンデリア。もともとはchisa代表 小瀧千佐子がオーナーを務めた北鎌倉小瀧美術館に飾られていたものです。