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アルティジャーノ・ムラネーゼについて

アルティジャーノ・ムラネーゼについて

7月3日より、伊勢丹新宿店にて、展示販売会を開催いたします。 今回は〈アルティジャーノ・ムラネーゼ~ムラーノの職人気質〉をテーマに、代表の小瀧千佐子の秘蔵品も含めて、新旧問わない素晴らしい作品をご紹介することとなりました。

夏に向けて web letter

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ご無沙汰をしております。チサスタッフの牧内です。 東京はまだまだ寒暖差が激しく、毎朝一日の気温をチェックしては自分と娘のお洋服を選ぶ毎日です。

アートと、うつわと、花入れと。出展作品紹介 vol.3  アートピース

アートと、うつわと、花入れと。出展作品紹介 vol.3 アートピース

セグーゾ工房 気泡入り花装飾花器 1945 年デザイン:フラヴィオ・ポーリ制作:アンジェロ・セグーゾ chisaオーナー小瀧千佐子は、20世紀のムラーノガラスの蒐集家であり研究家です。今回の日本橋三越にて開催いたします「アートと、うつわと、花入れと。」では小瀧千佐子の活動40周年を記念して、長年秘蔵してきた美術コレクションも出展いたします。どの作品も大変に貴重な品々ですが、特に小瀧が愛してやまないアーティスト、フラヴィオ・ポーリ氏がセグーゾ工房にて制作した作品がお披露目されることは、特筆すべきでしょう。 小瀧がかつてオーナーを務めていた北鎌倉小瀧美術館で開催された展覧会の開催を記念していただいたポーリのご子女、ジョルジャ・ポーリ氏からの紀行文とともにご紹介いたします。 私の父、フラヴィオ・ポーリ ジョルジャ・ポーリ 人格について: 建築、インテリア、アンティーク、絵画、彫刻、音楽、歴史、哲学に興味を抱き、精通していた完璧な芸術家。公平で寛大、繊細な完璧主義者、外交的で礼儀正しく、会話を楽しみ、才気喚発、愉快な人だった。 工場では、父の頑固さと、完璧なガラス作りに向ける注意深いまなざしは有名だった。ガラス職人用の下絵をいかに正確にデザインしたか、試作の段階において鋭敏な色彩感覚でいかに細心に溶解の結果を監督していたかを思い出す。父は着想したアイデアを実現する為に、(その人の責務により)努力がたりない人に対しては妥協も寛容も許さなかった。父にとっては、自分のフォルムを厳密に尊重しその忘れがたいデザインを具体化してもらう必要があったのである。 家族について: 兄弟4人と妹1人からなる家父長的家族の出身で、ヴェネツィアにいたときは毎晩、私の母、兄弟、義姉妹とが一緒に集まって交流を楽しんでいた。時々、夕飯の時間になると電話をかけてきて、前触れもなく5人10人と人を連れて来たが、母は少しもあわてなかった。母は料理と、人をもてなして喜ばせるのが好きだったからだ。 父は展覧会、美術館、ビエンナーレ(かなり小さな頃から)に私たちを連れて行き、説明や話をしてくれた。素晴らしい舞台背景のついた、指人形のための小劇場を作ってくれた。お話をしてくれたが、話しながら、太い鉛筆でその話を絵にしてくれた。私たちはクリスマスツリーの飾り付けを自分でしたことがなく、父に飾りを渡すだけだった。成長してからも、私たちの洋服がきわめてシンプルで、完璧な色彩の組み合わせの落ち着いたものであるかどうか目を光らせていた。私たちが父と一緒に外出するとき、皆それぞれが完璧な格好であるかを父はチェックした。全員が調和し、趣味が良くなければならなかった。 父は私たちをあらゆる環境に招き入れた。私たちは子供の頃から、各国の芸術家と接触し、もてなすことが多かった。フラヴィオ・ポーリを父として持ったことに、私たちは満足だった。父と母は特別な関係だった。仲の良い友人で、母は父を尊敬し父には母が必要だった。お互いに補い合っていた。何時間でもあれこれと話し込んだ 生涯を通して、母は父を心から崇拝していた。母は父の最高のファンで、相談相手だった。父を支え、励まし、賞賛し、そのことを私たちに伝えた。素晴らしい妻であり、母親だった。 父が好んだ趣味は、美しい風景を水彩画で描くことだった。イーゼルとパレットを持って外出し、場所を探しては足を止め、絵を描いた。ニューヨーク、パリ、山、海…。人々は父のまわりで足を止めたが、描くことに専念している父はそのことに気づきもしなかった。要望があったにもかかわらず、父は絵を売りたがらず、誰かに贈ったこともあったが、残りは私が所有している。 今こそ、ムラーノは第二のフラヴィオ・ポーリを必要としている! 1999年2月23日ヴェネツィアにて 1999年 北鎌倉小瀧美術館 発行図録 ヴェネツィアン・グラスの偉大なる変革者フラヴィオ・ポーリとセグーゾ工房Flavio Poli e Seguso Vetri d’Arte より抜粋 図録の購入はこちら...

アートと、うつわと、花入れと。出展作品紹介 vol.2 花器

アートと、うつわと、花入れと。出展作品紹介 vol.2 花器

ムラーノガラスの花器の魅力は書き出せばキリがありませんが、やはりその色合いと、様々な文様表現、そして吹きガラスならではの柔らかな雰囲気があげられるでしょう。自然が作り出した草花に寄り添うような優しさがあり、窓辺に置けば自然の太陽に任せて様々な表情を見せてくれます。 F&M Ballarin F&M Ballarin for chisa 花器「夜明け前」 F&M Ballarin工房の魅力は配色の素晴らしさと、軽やかさ、そして、触ったら柔らかいのでは?と錯覚してしまうほどの柔らかなフォルム。chisaでは日常遣いの器、花器などをご相談しながらお作りいただいています。暮らしに取り入れると、その美しい色合いに元気をもらい、優しいフォルムに癒され、時間をともにすればするほど愛おしさがますように感じます。とても軽いので水替えもしやすいのもうれしいポイント。大きさもあり、華やかなので、ご贈答品としてもオススメです。 F&M Ballarin for chisa 花器「虹の架け橋」 イタリアらしい美しい配色のガラス棒〈カンネ〉を使用し制作されています。中央部でぎゅっとツイストするという高度なテクニッ用いながら、その技術を見せつけるような、誇るような雰囲気が全くなく、実に自然で優しい風合いなことが、ムラーノガラスらしいと私は思います。本体の比重も非常に軽いので水替えも楽ですし、なにもいけずに、そのまま陽の当たる窓辺に飾れば、キラキラと輝き色とりどりの影が落ちることでしょう。 Message In the next lines we would like to express our greatest congratulations to...

アートと、うつわと、花入れと。出展作品紹介 vol.1 木越 あい

アートと、うつわと、花入れと。出展作品紹介 vol.1 木越 あい

「目撃者」 かたつむりもバラの花もツバメもそっと見つめていた。 その視線を躱(か)わすことは できない。   木越 あい 今回の催事では、小瀧千佐子活動40周年を記念して、小瀧が信頼を寄せる日本人ガラス作家の皆さまにも出展をお願いいたしました。ご参加いただく1人目は、木越あいさん。ガラスの器や板に、絵を彫っておはなしを描くことをコンセプトにされており、ストーリー性のある図柄や、被せガラスの美しさが魅力的な作品を制作されています。今回ご出展くださったこちらのうつわ、ハッとするような朱よりの赤色に、ツバメ、バラ、金魚、蝸牛や蝶など様々な彫り装飾が施されています。緻密な絵柄ながら、うつわとしてもきちんとデザインされていて、暮らしに取り入れても使い勝手は抜群。そして、「ガラスでないとできない表現」を常に見つめて作品づくりされていることも感じられます。 木越あい 茶器「空」シリーズ 茶碗は白色、ピンク色、ミント色のガラスを竿につけ、クリアを巻いて、内被せで吹いていき、 高台に当たる部分はクリアのみを伸ばして成形しています。 仕上げは、茶器とともにサンドブラストして磨き、ぼんやり霞がかかったような仕上げにしています。 chisaでも茶器はイタリアの職人さんとコラボレーションしてこれまでも幾度となく制作していますが、やはりイタリアにお抹茶をいただく文化はありません。木越あいさんの茶碗を手にすると、あぁ、お茶を知っている方が作ったのだなと感じます。サンドブラストで磨いていますから、お抹茶を立てる時も滑りすぎずに良いかもしれません。 すりすり、なでなでと、つい手の中で愛でたくなるような作品群を、是非お手に取ってご覧いただきたく存じます。 今回の催事ではどれも限定1点ずつのご紹介となります。お問い合わせは、以下お問い合わせフォームか、LINEにてお願いいたします。 CONTACT LINE Message 愛おしいきもち  美術大学3年生になって、やっと念願の熔けたガラスを触り出した頃、夏の間、千佐子さんの最初のお店でアルバイトをさせてもらうことになりました。 確かな技術と繊細で愛らしい意匠に魅了され、そして圧倒されました。ここを目指すことは、私には到底不可能だと思ったものです。私は私なりのガラスとの向き合い方を創らなければ、と考えさせられたのを覚えています。  そんなムラーノガラスに対する千佐子さんの想いは、いつも好き!愛おしい!で溢れています。私はあれから、ガラス独特の色や影を意識した私のやり方でかたちにしようとしています。千佐子さんのガラスへの情熱はいつも猛烈に熱く、そのお話は私につくる勇気を与えてくれます。  40周年、おめでとうございます。これからも益々、極上の愛おしいものたちを紹介してください。 木越あい

Salon予約について

Salon予約について

北参道のSalonは〈chisa/チサ〉は、各お日にちごとに特にオススメのプロダクトを、ふんわりと決めて運営しております。 基本的には、花器に造詣の深いスタッフがいる日は花器がオススメの日、コスチュームジュエリーに詳しいスタッフがいる日はコスチュームジュエリーの日、スタッフの人数が多い日は初めてのお客さま向けの日、といった要領です。 もちろん、テーブルウェアの日に、ビーズジュエリーを見に来ていただいても大丈夫ですし、初めてのお客さまが、照明器具の日にいらしていただいても、問題ございません。あたたかくお迎えさせていただきます。 ご予約なしでもご来訪可能ですが、アトリエもかねておりますので、ビーズを広げて新作を開発していたり、梱包材にまみれてムラーノ島からやってきたガラスたち検品していたりするかもしれません。どうかご了承ください。 マンションの一階にあるSalonですし、少し敷居が高いかもしれませんが、どうぞ安心して、気楽に遊びにいらしてください。 Reservation